2008年09月20日

不正で合格取り消しの全員教員採用

大分県の教員採用汚職事件に絡み、県教委は08年度採用試験で不正のあおりを受け
不合格となった救済対象者22人全員が採用を希望したことを明らかにした。
救済者の内訳は小学教諭15人、中学教諭6人、養護教諭1人。
このうち17人が臨時講師などとして勤務しており、多くが今の学校にとどまることを望んでいるという。
残る5人は自治体の正職員と臨時職員、教職を目指して浪人中の身。
県教委の担当者との面談の際には素直に喜んでいたが、
その一方採用取り消し者も出たため、複雑な表情だったという。10月以降に教諭として教壇に立つ予定。

今回の全員採用はまだ正式に教諭として教壇に立っていない、いわば昨年の受験者。
本人の知らないうちに裏で不正が行われ、そのために不合格となった人たちだ。
教職を目指して浪人中の身が一変。念願の教員になれるのだからこれほど嬉しいことはない。
けれどもその影では、限られた教員枠の中で、本人の希望しない裏工作のために
今まで立っていた教壇を去らねばならない人たちもいたというわけだ。
多かれ、少なかれ、世の中にはコネがあるけれど、教職を目指し、試験勉強をして、
一度は教壇に立って、生徒やその親と触れ合って来た者にとっては辛い経験だろう。
親や生徒たちからの嘆願書も出ているというが、どのツラを下げて教え子に会えというのだろう?
「バレなきゃいい」「自分たちは特別」そんな考えの親が招いた結果がこれだ。





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